JMCCは、日ごろから日本人とミャンマー人の交流の場となっていますが、今回は、ちょっと特別な会となりました。
特別ゲストとしてミャンマーから来日中のビルマ僧ダマタラ師が参加。師はJMCC所長マヘーマーの恩師なのです。
ミャンマーでは、僧院が教育機関として、一定程度機能しています。ダマタラ師は、そうした状況下で、英語や日本語などの語学を地元の僧院で教えている僧侶の一人。そして、その寺子屋における一番弟子がマヘーマーだったのです。
師の不在時、代わって僧院で教えていたマヘーマー。来日後は、日本でも恩師ダマタラ師のような活動をすることが目標でした。そんな想いで設立されたのが、このJMCCだったのです。
ダマタラ師の寺子屋教育は、まさにJMCCの原点といえます。今回の交流会は、そんな恩師を迎えての暖かい会となりました。
そして、もうひとつの特別企画が、シンガーソングライター、すわじゅんこさんのミャンマー音楽修行報告。
ちょうどダヂャン(水祭り)の時期に約1ヶ月、ヤンゴンに滞在し、歌手をはじめとする大勢の音楽関係と知り合い、日本からの歌手としてステージショーに出演するなどして、貴重な体験を積んで帰ってきたところでした。そしてその熱気を、かの国のヒット曲をビルマ語で披露することで、伝えてくれました。素晴らしい歌唱でした。