日本語教室&子ども会

○日本語教室

ミャンマー人との交流、日本語教授の体験的研修の場

在日ミャンマー人が話すミャンマー語の中には、時おり本国のミャンマー人が使わないような表現があります。そのひとつに「ヂャー・ネィ」があり、これは直訳すると「合間の日」という意味です。このように使われる「ヂャー(チャー)」という表現は、例えばラウェイ(ビルマ式キックボクシング)用語の中にもあり、例えばメインイベントの前に行われる前座の試合のことを「ヂャー・ブエ」といいます。つまり、「ヂャー」というのは「副次的」であることをあらわす表現。そんな意味合いの「ヂャー・ネィ(合間の日)」を在日ミャンマー人は「平日」という意味で使っています。仕事のある平日は、彼らにとって、副次的な日。「やすみ」である日曜日に向けての「つなぎ」の日なのです。主たる日の日曜日の過ごし方は人それぞれですが、JMCCには、日本語の上達をめざすミャンマー人が日本語を学びに集まってきます。

JMCCの日曜日はいわば「ミャンマー人の日」。そして、ミャンマー人と交流したい、あるいは日本語を教えてみたいと思っている日本人にとって、この日は良き機会となっています。

言うまでもありませんが、話せることと教えられることは別物。自由自在に使っている日本語だけに、当たり前すぎて考えたこともないような事柄についての説明は難しいものです。そして、たとえ準備不足であっても、熱心なミャンマー人はちゃんと授業を聞いてくれます。だからこそ、中身のある授業をするには相当な努力を要します。つまり、日曜日の「日本語教室」は、学びに来るミャンマー人以上に、教えに来る日本人が学ぶ場でもあるのです。日本語を学ぶミャンマー人。日本語教授を学ぶ日本人。日曜日のJMCCは、両者が共に学ぶ場となっています。

教えることは、学ぶことです。そんな気持ちで日本語教授を体験して学んでみたいと思っている方は、JMCCにご連絡ください。(Tel:03-3980-7152 Eメールはこちら

コロナ禍でオンライン体制へ

ミャンマー人と日本人の学びの場となっていた高田馬場のJMCCは、コロナ禍の2020年4月7日に出された緊急事態宣言によって、活動の休止を余儀なくされました。収束の兆しが全く見られないコロナ禍。その中で活動を再開する対策として、9月にオンラインでの授業を開始しました。

こうして活動を再開することができましたが、ウェブ会議システムを使った授業には対面式のような空気感はありません。あらためてJMCCの教室で直接教えることの良さを再認識した一方、ほどなくしてオンラインにもメリットがあることがわかってきました。それは、遠方からの受講者が増えてきたということ。特に従来は考えもしなかった本国ミャンマーからの参加は、想像以上の広がりとなりました。

コロナ禍に加えて2021年2月のクーデターにより、ミャンマー本国は大変厳しい状況下にあります。通信状況もかなり悪化しました。そうした中でも、本国からの受講者は減ることなく、むしろ増加傾向といっていいかもしれません。それは、クーデター後の出口に見えない状況ゆえ、若者たちは海外に希望を見出しているからです。

JMCCの日本語教室は6クラス(および子ども会を含めた7クラス)は、毎週日曜日、以下のように実施しています。(2023年11月現在、※クラス編成は必要に応じて臨機応変に対応しております)

10:30~12:00 N3クラス,N2クラス,N1クラス
13:00~14:30 子ども会
17:30~19:00 N4クラス、N2クラス

レベルに応じたクラスが上記の時間帯の中にあり、JLPT(日本語能力試験)のN5からN1まで幅広く対応しています。

ミャンマー人生徒のレベルはさまざまですが、月に1回

、レベルの枠を超えて全員が集まって、文化交流発表会を行っています。対面式授業の時は教室でみんなが顔を合わせることができましたが、オンライン体制ではそれができません。そこでこうした発表会を実施して、交流の機会としています。

平日の早朝授業

平日の早朝授業

また、日曜日に参加できない人には、コロナ禍以前、毎週木曜日15:30~17:00に授業を行っていました。

オンライン体制となってからは、本国のミャンマー人向けに週4日(月・火・木・金)、8:30~9:30(現地時間6:00~7:00)に早朝レッスンを2022年2月から行っています。

朝日新聞のウェブ版で紹介されました。(2022年5月18日)

○子ども会

 日本に生活基盤を持つミャンマー人が抱える問題のひとつに子供の教育があります。日本社会に適応しつつ、「ビルマ人として」成長していってほしい。広い視野を持った新世代ビルマ人育成の、ささやかな一助となれば、との思いから、発足したのがこの「ビルマ子供会」です。

 またビルマ子供会は、民族を問わず子供たちの国際交流の場となることを、その目的のひとつとしています。ビルマ人の親を持つ子供や日本人の子供たちが、互いの触れ合いを通し、肩肘張らずに自然な形で国際感覚のようなものを少しでも身に付けてくれれば、と思っております。

 ※ ビルマ語・日本語の双方向の通訳も必要に応じてあります。

【対象者】

  ・ 在日ビルマ人の子弟(およびその保護者)
  ・ ビルマ文化あるいは国際交流に関心のある幼年・青少年(民族不問)
  ・上記対象者への支援者など

【目的】
① 母国の文化に触れることを通じて、異国の地で暮らすビルマ人子女のアイデンティティ育成をはかる
② 遊戯などを通して日本の文化に触れ、社会への適応に必要な素養を育む。
③ 民族を問わず子供たちが、ビルマや日本の文化に触れながら、早期に国際交流を体験し、自然な形で異なる他者を認識する感性を育む。

【開催日】
●毎週日曜日の13時00分~14時30分

【参加費】
●2000円(1ヶ月)※オンライン体制になってからは無料です。(2020年4月~)

【プログラム】

13:00~14:00授業(学校での学習のサポート)
14:00~14:20グループ学習(文化について調べる)

【現在の参加人数】(2018年6月現在)・・・10名(小中学生9人、留学生)

【参加申し込み】
●直接JMCCのマヘーマーへご連絡ください ( 連絡先/Eメール:jmccbaba@gmail.com )

*スタッフを募集しています(参加条件あり)