2025年2月11日(火)第10回ミャンマー支援活動
2024年9月に発生した台風11号の影響によって、東南アジア各地において大規模な洪水被害が発生しました。ミャンマーにおいては、中部からシャン州の各地が大きな被害がみまわれました。そこで、緊急支援のための寄付を募り、ミャンマーにあるJMCCとの提携団体(メイッティーラーにある日本語学校)を通じて支援を実施しました。また今回の支援は、浜松日本語学院様からお預かりした寄付金によるところが大であります。
緊急的な生活物資の支援の必要性は、その語いったん収まったものの、家屋が全壊するなどして、家を離れざるを得なくなっている被災者が大勢いるとのことでした。そうした方々への一助となるべく、10月頃から集まった支援金を届けるべく、2025年1月に被災地を訪れました。
被災地は広範囲にわたっていますが、JMCCの提携団体が、海外からの支援が届かないような被災地で信頼できる形でという点を重視して、支援を実施できるところを以下の通り選定してくださいました。
マンダレー管区とシャン州の境界辺りモウンビン村
インレー湖北のニャウンシュエ
インレー湖のカヌー村・
パオ民族のナウンソウン村
パオ民族のチャウッカシャー村
被災から5カ月が経っておりましたが、その爪痕は移動途中でもいたるところで見られました。上記のモウンビン村は、移動途中でちょっとお世話になった村で、実際に被害の状況を見たうえで現状の説明も受け、予定外ではありましたが、ささやかな支援をしました。
その他は、事前にJMCCとの提携団体が信頼できる方々の協力を得て、支援対象となる被災地を決めました。今回は、家屋再建の資金援助が目的だったので、物資ではなく、現金を渡すという形をとり、計64世帯への支援を実施しました。
そして帰国後の2月11日に、上記の支援活動についての報告会を行いました。報告終了後は、参加された皆さまとの懇親会をミャンマー式の喫茶店と料理店を兼ねた「Zuu & Hein」で行い、ミャンマー料理を楽しみ、その後ミャンマー雑貨店に足を運び、会はお開きとなりました。





