視覚障害者自立支援施設を訪問

8月16日(木)メイッティラー市の視覚障害者自立支援施設「バワーティッ(新たなる人生)」を訪問

2014年、ドイツ人女性からの支援で施設が建設され、そこから活動が始まったそうです。

ここでは、視覚障害者の自立を促すべく、主に日本式マッサージの施術方法が役立てられています。ここで技術を学んだ者は、実際にマッサージ師として、メイッティラー中心部でこのバワーティッが運営しているマッサージ施設で働き、その収入がここの運営に当てられています。

マッサージの他に、音楽の道で自立を促す指導も行われており、私たちが訪問した際には、ちょうど3ヶ月の音楽コースが行われており、ヤンゴンからボランティアで教えに来ているピアニストのミョーココサン氏からいろいろ話を伺うことができました。

自身も視覚障害者であるミョーココサン氏は、大学で国際交流を学んだだけあって、とても社交的で、Facebookを活かして精力的に活動されております。

3ヶ月の音楽コースはまだ途中ですが、生徒さんの練習の成果を、ミョーココサン氏のピアノを中心にして、3曲聴かせてくださいました。

「新たなる人生」視覚障害学校
施設の食堂
ボランティアで音楽を教えているピアニストのコ・ミョーココサン氏が、その成果を披露。
音楽が自立支援に役立てられている。
JMCCから寄付をさせていただきました。
この日、所長さんが不在であった為、ピアニストのコ・ミョーココサン氏が対応してくださいました。
施設の利用者とダマタラ師の生徒さんたち。
施設まで案内してくれたダマタラ師の生徒さんたちと。