2020年6月27日(土)教育活動への協力~中央大学附属高校の校外授業
中央大学附属高校で行われているGlobal Projectという教科の校外授業が、今回、コロナ渦によりオンラインシステムを使った形で実施されとなり、23名の生徒さんが参加しました。
ミャンマーといえば、ビルマの竪琴、ということで、竪琴や民族衣装をオンラインで紹介した後、事前に生徒さんから頂いた質問に対する説明という形で進行しました。ちなみに「ビルマの竪琴」を知っている、という生徒さんは23人中3人、ということでした。主人公の水島上等兵がビルマ僧の姿で竪琴を奏でる、という核となる設定自体が実はかの国ではありえないことではありますが、ミャンマーを舞台とした物語が国民的知名度だったという時代はもはや過去のことと言えるようです。
本来なら高田馬場でリトルヤンゴンを体験できる機会だったのですが、それができず残念でしたが、今回の授業が、日本における外国人社会とその共生を考えるひとつの契機になれば幸いです。
●●●生徒さんたちからのフィードバック(許可を得て一部を掲載)●●●
●ミャンマーでは、相手に何かよい事をする時は相手の為というより自分の為になるのでしているのであるから、よい事をさせてくれたお礼を逆に自分から言うような心構えであるという話が印象に残った。
●日本ではボランティア団体が、困っている人を援助、支援しているのに対して、ミャンマーでは困ってる人がいたら誰でも助けてあげるという違いがとても興味深かったです。
●ミャンマーの人々は人にやさしくするときにありがとうと言ってほしいからするのではなくて助けたいからしているのだと知ってとてもいい国だと感じた。
●面白そうだなと思ったのはやはり言語です。英語を長いこと学ぶと別言語に触れたときにより一層興味が増すなと感じました。