奨学生支援報告会①

2019年9月7日(土)奨学生支援報告会

今年の1月から、JMCCと提携してるマンダレー管区メイッティラー市のKYAW塾、ゼーヤーブーミ僧院との連携で、高い能力と意欲を持ちながら、経済的な要因で安定した学業継続が容易でない学生への支援を始めました。

JMCCの所長と理事長が年2回(1月と8月)、現地を訪れ、日本で募ったサポーターからの奨学金を、提携機関を通じて月ごとに学生の手に届くようにしております。現在は、大学受験を控えた10年生の高校生(女子)1名に、7名のサポーターが支援を行っております。

今年(2019年)の8月は、JMCCの所長だけでなく、サポーターのおひとりもメイッティラーを訪れて学生の様子を視察され、現地の関係者との交流を図って来られました。そして9月7日、高田馬場のミャンマー料理店「ルビー」にて、その報告会を行いました。

写真家であるサポーターの方は、奨学生と会い、寡黙ながら強い意志を感じさせる眼差しがとても印象深かったと、写真を交えながら報告してくださいました。

今年、最終学年の10年生となった奨学生は、来年のセーダン試験(高校卒業と大学入学を兼ねた試験)に向かって着実に成績を上げてきています。このセーダン試験は、例年合格率がわずか20数パーセントなのですが、提携機関のKYAW塾の生徒に限って言えば、常時8割を超えています。そうした中で彼女は、ひたむきに学業に取り組み、極めて上位の成績を収めるに至っています。

次回は2020年1月に訪問する予定です。

(写真提供:鈴木一登氏)