トークイベント~日緬交流の伝説的歌手ウ・アンヂー

7月3日(水)トークイベント~日緬交流の伝説的歌手ウ・アンヂー

1950~60年代に大活躍したミャンマー歌謡史に大きな足跡を残した伝説的歌手ウ・アンヂー。ビルマ人なら誰でも知っている偉大な歌手ですが、日本との交流についての詳細は、本国でもあまり知られていません。

岩手県花巻在住のミュージシャン・村上巨樹さんが主催するトークイベント「ミャンマー音楽の謎めいた世界へ」でレギュラーメンバーのド・チョーチョーエーさんと能町みね子さんの中に、ゲストとして理事長が招待され、知られざる偉人ウ・アンヂーについて、いろいろなエピソードや貴重な音源などを交えて、お話をさせていただきました。

当日は、時間の関係から、話しと曲をかなり割愛しましたが、ウ・アンヂーの素晴らしさの一端を伝えることができました。これからも機会をもうけて、この偉人について伝えていきたいと思っています。いろいろ教えてくださったウ・アンヂー夫人をはじめご家族のドー・キンメーさんに感謝いたします。

村上氏がマンダレーのミョーマ楽団を紹介。(撮影:鈴木一登氏)
ウ・アンヂーの代表曲はミョーマ楽団の大作曲家ミョーマニェインのマンタウンイェイッコー
1953年の来日時にNHK楽団の演奏でマンタウンイェイッコーをレコーディング。
1961年には日本テレビの歌番組「歌のスターレット」にゲスト出演。(撮影:鈴木一登氏)
日本の曲も数曲披露。三味線を弾きながらの「さんがい節」はまさに奇跡の歌唱。(撮影:鈴木一登氏)
活動の基盤は「BTブラザースコーヒー」。(撮影:鈴木一登氏)
1970年代、ウ・アンヂー一族から新世代のステレオ歌謡スターたちが活躍。写真はパレー。
談笑するウ・アンヂーとJMCC所長。
イベントの締めは主催者村上氏とミョーマ楽団で活動していたド・チョーチョーエーさんの協演。